三輪良平みわりょうへい

標準発表価格 430,000 円
カテゴリー 掛け軸,絵画、書画
作品種別 現代日本画家
プロフィール 日本画家。昭和4年(1929)京都生。山口華楊に師事し、晨鳥社に学ぶ。

三輪 良平(みわ りょうへい、1929年10月29日 - 2011年4月20日)は、京都市東山区出身の日本画家です。彼は主に舞妓や大原女など、京都にゆかりのある女性を題材に、清麗な女性美を描いた作品で知られています。

略歴

1929年:京都市東山区で表具師の次男として生まれる。
1951年:京都市立美術専門学校(現・京都市立芸術大学)を卒業。在学中より山口華楊に師事し、晨鳥社で研鑽を積む。
1952年:第8回日展に「憩ひ」を出品し、初入選。
1956年:第12回日展で「裸像」が特選・白寿賞を受賞。
1960年:第3回新日展で「舞妓」が特選・白寿賞を受賞。
1962年:第5回新日展で「裸婦」が菊華賞を受賞。
1964年:日展会員に推挙される。
1984年:日展評議員に就任。
1993年:京都府文化賞功労賞を受賞。
2011年:肺炎のため逝去。享年81。
作風と業績

三輪良平は、舞妓や大原女など京都にゆかりのある女性を主な題材とし、清麗で静謐な女性美を描きました。特に、現代的な感性で描かれた「舞妓」は高く評価されています。彼の作品は、金地の背景に引き立てられた着物や帯の柄と色づかいが特徴で、きらびやかでありながら静謐な雰囲気を漂わせています。

また、若手画家たちと共に研究会「あすなろ」を結成し、画業の研鑽を積むなど、後進の育成にも力を注ぎました。

彼の作品は、現在も多くの美術館やギャラリーで鑑賞することができ、その清麗な女性美の描写は多くの人々に親しまれています。